便秘と似たような症状がでる大腸がん、子宮筋腫、痔、腸閉塞について説明しています
自分は便秘だと思っていても実は別の病気だったというケースも多々あります。 便秘と似たような症状をもつ病気は、大腸がん、腸閉塞、子宮筋腫、痔などがあげられます。大腸がんは直腸や結腸などにできる癌で、近年急増しているがんのひとつです。 大腸がんになると、腫瘍で便の通りが悪くなるため便秘になったり、便が細くなったりします。大腸がんの場合、便秘の状態が持続するというよりも、便秘と下痢を交互に繰り返すことが多いので、このような症状がでた場合は、病院での精密検査を受ける必要があります。
腸閉塞は腸内にできた腫瘍や腸の癒着、ねじれ、圧迫などにより、腸内の内容物がつまることによりお腹が張った状態となり、腹痛や嘔吐の症状を引き起こします。腸内に腫瘍のある人や、開腹手術を受けた人に多くみられる病気です。子宮筋腫は子宮の筋肉にできる腫瘍で、大きくなると腸を圧迫するため便秘になることがあります。痔は肛門や直腸にある静脈がうっ血することでおこり、痛みや出血をともないます。排便時に痛みを伴うことが多いため、お通じをがまんしてしまい慢性的な便秘になることがあります。
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