便秘解消に効果のある食品のひとつにお茶があります。特によく利用されているセンナ茶とどくだみ茶の特徴、ポリフェノール、カテキンの働きについて説明しています。
お茶は便秘解消に役立つと言われ、ドラッグストアの健康茶のコーナーに行くと色々なものが見つけられるでしょう。それでは、どのようなお茶が便秘解消に効果的なのか見て行きましょう。便秘解消のお茶として有名なのはセンナ茶です。
センナ茶は効き目は強いのですが、強すぎて逆に下痢や腹痛を引き起こしてしまうこともあり、継続して飲み続けると効き目も弱くなってきてしまいます。また、どくだみ茶は、毛細血管を強くする効果や、利尿作用、消炎作用があり、古くから健康茶として親しまれていますが、緩下作用もあるということから、便秘解消の効果が期待できるといわれています。
便秘解消には、お茶に含まれているポリフェノールの一種である、カテキンが関係しています。センナ茶やどくだみ茶のような健康茶ではなく、一般的に飲まれている緑茶にもカテキンは多く含まれていますので、緑茶も便秘解消に効果的だと言えるでしょう。
緑茶のカテキンは、胃酸で分解されないので大腸まで届き、腸内で善玉菌を増やして腸内環境を整えてくれる働きがあります。また、便秘の改善以外にも、便の臭いを消してくれるという作用もあります。 ただし、緑茶はカテキン以外にカフェインも含まれていますので、飲みすぎると頻尿や下痢の原因になったり、寝つきが悪くなったりすることもありますから、充分に気をつけましょう。
Copyright 2008-2011 便秘の知識-便秘の症状・予防・解消法・薬- All Rights Reserved.