便秘の原因は様々ですが、その中でも食事とストレスが大きな割合を占めています。
便秘になりやすい方は、普段からの生活習慣を見直してみる必要があります。まず、不規則な生活を送っている場合は即時の改善が推奨されます。起床が遅い、朝食と昼食が兼用になっている、就寝が遅いといったことはいけません。
生活時間にゆとりがなく、常に時間に追われ忙しく過ごすことも望ましくありません。忙しさにかまけてコンビニ弁当などの食事が続くことでも便秘がちになります。さらに、輪をかけて深刻な影響を与えるものとして、ストレスがあります。
ストレスは自律神経に悪影響を及ぼして、便秘を引き起こします。普段からストレスを解消する方法、心身をリフレッシュする手段が必要です。ダイエットの際に厳しい食事制限をすることでストレスに繋がる場合もあります。
女性ですと、妊娠期間中に便秘の状態が長く続くケースもあります。胎内で赤ちゃんが育つにつれて子宮が内臓を圧迫し、食欲がなくなるのです。食欲不振によっても食事量が減りますので、排泄されるべきものが不足します。
足腰が不自由になり要介護といった状況になることでも、排泄が不十分になります。動作の速度や介護者への気遣いなどが便秘に繋がってしまうことにもなるのです。症状を改善すべく下剤を多用すると、腸の感覚が麻痺して逆効果となる場合があります。
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